球団別メニュー


球団 点数 総評(ざっくりと) ※個別評価は1球団づつ行います
北海道日本ハム 70点

 ドラフト1位指名で3回の抽選を外し苦しいドラフトになるように見えた。しかし、1位で将来を任せられる遊撃手の渡邉諒選手を指名すると、2位でも最初の指名を活かし今年のドラフトで1位クラスの浦野博司投手を指名すると、岡大海選手、高梨裕稔投手、金平将至投手と素質のある選手を獲得した。
 6位白村明弘投手も素材は非常に高いが慶大のエースがこの順位でプロ入りするかは微妙。7位、岸里選手、8位・石川亮捕手も最高の指名だった。
 1位での失点を下位でカバーした形となり、他球団と比較してもそん色のない指名となった。

東京ヤクルト 80点

 1位で大瀬良投手を外したが、杉浦稔大投手を獲得できたことでそれほど落ちる事はなさそうだ。2位で課題の遊撃手・西浦直亨選手を指名し、3位、4位で他球団に指名されてもおかしくなかった。秋吉亮投手、岩橋慶侍投手を獲得できた。これは非常に大きい。
 5位、6位も東京ヤクルトらしい指名で育成となる。
 全体的に少ない指名となってしまったが、各ポジションで即戦力といえる選手が獲得できた。

オリックス 120点

 吉田一将投手がまさかの単独1位獲得に始まり、2位でも1位評価をしていた東明大貴投手、また3位でも1位から2位評価の若月健矢捕手、さらにスラッガーの園部聡選手、吉田雄人選手と18U戦士を獲得した。奥波選手も含めて、将来のチームを背負う選手たちとなりそうだ。
 ドラフト1位、2位、3位だけで100点評価ができる。大成功のドラフトとなった。

横浜DeNA 80点

 抽選で地元の松井裕樹投手を獲得できず、上位では左腕投手を獲得できなかった。ただ、ドラフト1位の柿田裕太投手に加え、都市対抗で好投を見せた平田真吾投手や三上朋也投手を獲得し、昨年の井納翔一投手に続き1年目から期待できる。
 さらに捕手として実力が評価されている嶺井博希捕手を獲得し、捕手の層がさらに厚くなった。関根大気選手は長打力と俊足を持った選手で次世代の外野手を担うことになりそうだ。
 下位と育成で左腕投手を指名したが、このあたりでは正直評価は難しい。

福岡ソフトバンク 70点

 チーム事情から即戦力で左腕の獲得を狙ったものの、松井裕樹投手、杉浦稔大投手を外す形となった。加治屋蓮投手は個人的に評価が高かったが、まだ成長途中の投手。2位の森唯斗投手と3位の岡本健投手は二人とも勢いと安定感がある好投手で期待できる。
 4位の上林誠知選手で4人の指名となり少なくなったが、質は全体的に高い。しかし、左腕の課題と捕手の課題は残る事になった。

中日 70点

 松井裕樹投手を外したが、右の高校NO1投手・鈴木翔太投手を獲得できた。将来のエースになれる投手だろう。又吉投手は140km/h中盤の速球と多彩な変化球で完成度が高く他球団も上位評価をしていた。桂依央利捕手は谷繁監督が育てようとする捕手で打撃も魅力。
 阿知羅拓馬投手と祖父江大輔投手は、社会人大会で力のある投球を見せてきたものの、調子の良い悪いが大きかったりと、評価は難しい投手だった。藤澤内野手は評価が高い選手のようだ。
 正直なところ評価のしにくい選手が多く、点数的には低くならざるを得ない。今年のドラフトの選手がプロで大きく羽ばたいた時は、中日のスカウト陣を讃えてよいだろう。

千葉ロッテ 100点

 堅実なドラフトだった。狙っていた選手をほぼ獲得し満足のいく指名になった。ただし、松井裕樹投手、吉田一将投手、大瀬良大地投手といった今年に飛び抜けていた選手の獲得は無かった。
 石川歩投手はリリーフで力を発揮するタイプでまだ成長過程にある投手だと思う。2位の吉田裕太捕手、三木亮内野手も各ポジションの穴を埋める指名で素質も高い。また4位では社会人残留を示唆していた吉原投手を指名した。本来ならばもっと上位で指名される投手だろう。これは大成功だった。スラッガーの井上晴哉選手、コントロールと安定感の二木康太投手も楽しみな選手。
 上位では堅実に、下位では実力のある指名をすることができ、成功のドラフトだった。

広島東洋 100点

 今年のNO1大学生、大瀬良大地投手を獲得できたことは大きい。広島は当初から大瀬良投手をマークしていたが、ドラフト前は回避も予想されていた。果敢に指名し獲得できたことで、前田健太投手と並び(または後を担う)エースとなりそうだ。
 コントロールの九里亜蓮投手は野村祐輔投手のように勝てる投手になるかもしれない。野村投手はプロ入り後にさらに力を付けた。九里投手にも期待したい。田中広輔選手は社会人を代表する内野手。勢いでは菊池選手に負けない。ただし打撃では2番や下位を打つ事もあり、打撃に波があることが課題か。
 捕手の指名は無かったが最初から予定がなかったかもしれない。大瀬良投手を獲得した事で今年のドラフトは成功だ。

埼玉西武 80点

 森友哉捕手の単独1位指名は予想できた。天才的な打撃と捕手のリーダーシップは大阪桐蔭メンバーが揃うチームの中でも飛び抜けている。チームの核を獲得できた。
 2位指名の山川穂高選手は大学では飛び抜けた飛距離を放つスラッガーだが波が大きいことが課題。豊田拓矢投手は今年急成長し、十亀剣投手のように1年目から活躍が期待できる。ただし27歳となりそれくらいやってもわらなければ困る。4位の金子一輝選手は渡邉諒選手と比較しても良いくらいの守備のセンスがある。
 ただし3位以降は正直評価できにくい。山口嵩之投手はトヨタ自動車から移籍して1年目の投手、岡田捕手は大阪桐蔭出身で森友哉捕手とポジションが被る指名となった。福倉健太郎投手も150km/hを超す速球を投げるがケガで悩まされていた。
 この辺は選手を知っているか知らないかで評価が大きく分かれるが、森友哉捕手を獲得し、抽選がなかったものの80点とした。

阪神 80点

 大瀬良大地投手、柿田裕太投手と即戦力の獲得がならなかった事は失点。ただし、左腕ではトップ評価ができる岩貞祐太投手、4位で課題の捕手に梅野隆太郎捕手を獲得した事で、いくつかの課題は解消されそうだ。
 また横田慎太郎選手、陽川尚将選手と実力の高い野手が揃い、生え抜きでの強い打撃のできる内野手、外野手を育てたいところだろう。
 即戦力投手が獲得できなかった事で減点ではあるが、希望が持てて課題も埋められ、来年以降のドラフトを楽にする指名となった事は大きい。

東北楽天 120点

 申し分のない指名だろう。ただし田中将大投手の流出は想定していない指名となった。それにしても、松井裕樹投手、内田靖人選手、古川侑利投手は今年の高校生を代表する選手だと言える。さらに課題の左腕として濱矢廣大投手、西宮悠介投手、相原和友投手を獲得し、課題のリリーフでも横山貴明投手を獲得できた。
将来性と課題を埋めたドラフトとなった。

読売 80点

 即戦力投手の獲得をポイントとし松井裕樹投手等を回避しての石川歩投手指名だったが、獲得できなかった事はマイナスといえる。ただしその後は小林誠司捕手を指名し、捕手の課題を埋める選手が獲得できた。また、和田恋選手、田口麗斗投手、奥村展征選手、平良拳太郎投手と実力の高い高校生を指名した。
 原監督は即戦力は別の方法で、と語ったとのことで、FAや外国人での補強となる。それができる球団であり、ダントツで優勝できる戦力があって高校生を育てる余裕がある巨人らしい指名となった。